2012年 03月 20日

photo by アツシ - 逡巡
ヤモリのケースに入れる頃合いの枝を捜していたら、蕗の薹が群生しているのに出くわした。
こんなに沢山!と驚いたのだが、考えてみれば、ここは夏、蕗が葉を茂らせているので地面が見えない場所だった。
そんなら春に花がつくのも道理である。
先月は、頭上に枝を伸ばしている樹に花芽を見つけ、何の樹だったろうと上を見たまま歩いていて階段を踏み外した。
青空に伸びた枝を見ていたままの頭が、なぜに今、自分が地面に座り込んでいるのかを理解するには時間がかかる。
漸くそうかと理解する。
毎日歩くその場所に、階段があるのは分かりきったことなのだ。
一つに気をとられると他がすっぽり抜けるのは、前から分かっていたことだけど、あまりに間抜けで我ながらどうかと思う。
頭の笊の目を細かくするよい薬などないだろうか。


















