2008年 04月 27日
自分は何のために生きているんだろう…
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我々の脳は、怒りや恐怖を無視できない仕組みになっているらしい。
怒りの対象にされているのが自分でなくても、注意を向けざるを得ないのだって。
ジュネーブ大学の研究者たちが実験に際し、
被験者に対して、一方の耳から聞こえてくる怒鳴り声は無視し、
もう一方から聞こえる普通の声に意識を集中するよう指示した時でさえ
音声認識に関連する部分である上側頭溝の働きが活発になったのだそうな。
(怒鳴り声などを聞いたとき、脳のこの部分が活発に反応するんだって)
持ち主である人間がどんなに頑張ってみても、
自分や他人に向けて発せられた怒鳴り声は無視できず、
脳は元々備わった反応を示すのだという。
脳は、怒鳴り声のように脅威が迫っていることを示すような、
切迫した危険信号音の処理を優先するってことでしょうか。
恐怖とは、
生存本能と結びついた最も根源的反応で、生きていく上で必要不可欠な感情であるのね。

中国の宗の時代の沈没船から引き揚げられたという壺だったが、
細長い逆円錐形の握りやすい形をしていることから、中に油を注ぎ、
海戦の際に敵の船に投げつけた「火炎瓶」ではないかと聞いていた。
壺に貝殻が入っているのは知っていたが、口径よりも大きくなっていて、
壺を振るとシャラシャラ鳴っていた。
壺が割れて初めて対面した、シナ海に育った牡蠣の殻。
一花一葉 by アツシ
宋の時代のものなら化石ではないけれど、昔むかしの見知らぬ国の見知らぬ海を知っている。
貝殻はそれが生きた痕跡。
失ったものはたいしたものではない。
そんな風に無理なく思えるとよいのだけど。
大きな葛篭と小さな葛篭。
…失ったのか?
元々持ってなかったものなら失ったとは言わないねぇ。
怒りの対象にされているのが自分でなくても、注意を向けざるを得ないのだって。
ジュネーブ大学の研究者たちが実験に際し、
被験者に対して、一方の耳から聞こえてくる怒鳴り声は無視し、
もう一方から聞こえる普通の声に意識を集中するよう指示した時でさえ
音声認識に関連する部分である上側頭溝の働きが活発になったのだそうな。
(怒鳴り声などを聞いたとき、脳のこの部分が活発に反応するんだって)
持ち主である人間がどんなに頑張ってみても、
自分や他人に向けて発せられた怒鳴り声は無視できず、
脳は元々備わった反応を示すのだという。
脳は、怒鳴り声のように脅威が迫っていることを示すような、
切迫した危険信号音の処理を優先するってことでしょうか。
恐怖とは、
生存本能と結びついた最も根源的反応で、生きていく上で必要不可欠な感情であるのね。

中国の宗の時代の沈没船から引き揚げられたという壺だったが、
細長い逆円錐形の握りやすい形をしていることから、中に油を注ぎ、
海戦の際に敵の船に投げつけた「火炎瓶」ではないかと聞いていた。
壺に貝殻が入っているのは知っていたが、口径よりも大きくなっていて、
壺を振るとシャラシャラ鳴っていた。
壺が割れて初めて対面した、シナ海に育った牡蠣の殻。
一花一葉 by アツシ
宋の時代のものなら化石ではないけれど、昔むかしの見知らぬ国の見知らぬ海を知っている。
貝殻はそれが生きた痕跡。
失ったものはたいしたものではない。
そんな風に無理なく思えるとよいのだけど。
大きな葛篭と小さな葛篭。
…失ったのか?
元々持ってなかったものなら失ったとは言わないねぇ。
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by various_moon
| 2008-04-27 22:24
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